辛い4か月
2019年10月。ここからが長い戦いだった。
上司に退職の意向を話して数日が経ったが、全く音沙汰なし。
なぜか10月の半月だけ同系列のカフェでの助勤が決まった。
助勤の後、私はもう一度上司に年内退職の意向を話した。
数日の交渉の結果、退職日は2020年2月となった。
その後私は、社内であちこちの部署をたらい回しにされ、精神的にも限界が来た。
ついに2020年1月には仕事中に笑顔での接客ができなくなっていった。
精神的にも限界が来た私は、1月に有給消化を申し出た。運よく1月の終わりは箱根自体が閑散期のため簡単に有給は通った。
1月の終わりはほとんど仕事をせず、家で片付けをしたり、出歩いたりしていた。
そして、2020年2月1日。私は約2年9か月過ごした箱根を後にした。
この時は、やっと前に進めたことが嬉しくて、電車内でシーナ&ロケッツの「You may Dream」を聞いた。
この時、世界で今でも猛威を振るっている某ウィルスの足音が近づいていた・・・。